痛みが示してくれたこと

痛みと自尊心についてのブログです。

痛くてたまらない時に出来ること

 ようこそ。


7月に入ったにもかかわらず、涼しい日が続いていますね。


私は一昨日、昨日とうっかり身体を冷やして風邪をひきました。


加えて、関節弛緩症のためのリハビリをしているのですが、私のやり方が正しくないためなのか股間節の痛みが強くなっています。


痛みは、身体が「ちょっと無理し過ぎですよ〜。休んで、ただちにケアしてください。」と伝えてくれているわけですよね。


あまりに痛みが強いと、私達は精神的にも消耗してしまいます。


そんな時のために、自分で出来る簡単なセルフケアを見つけておくのは、とても心強いことでしょう。


私がやってみて、よかったことをいくつか紹介します。



★身体を温める


冬の寒い時期だけでなく、夏でも身体を冷やすことはよくあります。出先で電車の空調が効きすぎている場合などは、厚手の羽織りものと貼るカイロを持っていると便利です。


帰宅したら、熱めのお湯にバスソルト重曹を入れてゆっくり浸かるとリラックスします 。


人によっては、入浴で頭痛が増す方もいるようですので、どうぞ無理はなさらないでください。

 

お風呂の前、白湯に自然塩をひとつまみいれて飲むと中からも温めることができます。 


痛みが強すぎて入浴できない時は、足浴もおすすめです。

 


★漢方を飲んでみる


一般的に繊維筋痛によいとされる漢方は


柴胡加竜骨牡蛎湯

●桂枝加戌附湯

●桂枝茯苓丸 

十全大補湯

●抑肝散


となるようです。


最初、私は桂枝茯苓丸を飲んでいたのですが、どうやら私には強すぎるということから麻黄附子細辛湯が処方されました。


人や症状によって異なるため、漢方に詳しい医師、薬剤師に相談するのが望ましいと感じています。



★良質の水を飲む


日本の良質なお水を飲んでみたところ、偏頭痛の頻度がかなり減りました。


一日200mlを、毎日飲み続けただけです。


薬ではないですし、個人差があるとは思いますが、私達の身体の多くを満たしているのが水です。


いろいろな土地の美味しい水を飲み比べるのも、楽しいですよ。



★食事を見直す


炎症を起こしやすい食品や、こってりとした料理を控えてみたところ、とても身体が楽になりました。


小麦やじゃがいもなど、血糖値が急激にあがる食物を可能な限り口にするのを止めたら、PMSのひどい頭痛やイライラが軽くなったのです。  


特に、精製した砂糖を食べなくなると肌が滑らかできれいになり、疼痛を感じることが減りました。


また、ショートニングやマーガリンに含まれるトランス脂肪酸や、添加物を摂らなくなるとアトピーによる肌の炎症も落ち着きました。



興味のあることから、少しずつ試してみてください。


少しでもあなたの痛みが軽減され、やりたいことを楽しめますように。















私達の心を自由にするもの

ようこそ。



雨が降る前に散歩に行ってきたら、紫陽花とラベンダーがとても素敵でした。  


緑が茂り、美しい季節です。


湿気でむっとした空気になりがちなので、ユーカリレモンとグレープフルーツの精油を部屋で使っています。


太陽光を浴びる時間が今の時期少ないですから、少し落ち込み気味の方もいるかもしれません。


こういったとき、甘いものやお酒を飲みたくなったりするものです。


ただ、私は糖分を摂ると疼痛と落ち込みが酷くなるため、なるべく口にしないようにしています。


美味しいので、食べたいのですが、、、  


GI値が高い食品は体内に取り込むと血糖値が上がったり下がったと忙しく、それにともない感情も乱れがちになる傾向にあるようです。


興味がある方は、感情の起伏との相関性を少し観察してみてもいいかもしれません。 


手帳やカレンダーにメモしておくことを、おすすめします。



落ち込みは、けして悪いことではありません。


私達は休むことが必要です。


けれども、休みたくても休めない方も多いことでしょう。


社会全体が疲弊しがちで、余裕のない状況にあります。


もはや、機能不全になりつつあるのかもしれません。


先行きが不透明で、希望が感じられないニュースに満ちていますよね。


だからといって、私達が豊かになれないということもないのです。


どうやって?


まず、落ち込みが強まるようなニュースを見るのをやめてみませんか?


もちろん、世界情勢や経済に感心を持つことは大切です。


例えば、眠る直前に気が滅入るような情報に触れないようにするとか、1日のうち見る時間を減らしてみるよう心がけるのも有効です。


真面目で勤勉な人ほど、休むことが

苦手だったりしますよね。


私も、眠ることに罪悪感を感じることがあります。


眠るのが好きなのにもかかわらずです。


あなたが幸せに感じることを、どうぞあなた自身に許してください。


豊かさの入り口がそこにあります。



明日が、素晴らしい月曜日になりますように。













自信

ようこそ。



台風が近づいて来て、体調のすぐれない方が多いことと思われます。


天気痛対策として、私は漢方の五苓散を飲んでいます。


あとは耳を温め、マッサージをしてみたり。



今日は「自信」について考えてみようと思います。


自信とは、自らを信じ頼ること。


自分に忠実であること。

 

自尊心が育つと、私達は強くなります。


こういった プロセスから、人生を切り開いていくことができるようです。


自分を価値のない存在と信じていると、人生をも信じることができなくなります。


そして、無力感と失望にからめとられる日々を送っていると、リスクも責任も取れなくなります。

 

自信のない人は、とても素直で内向的です。  


私達から自信を奪う人の発言を、真に受けてしまいます。 


自信を養うために出来ることは何でしょうか?



まず、自分を卑下するような発言はやめること。


それから、一緒にいて心が温かくなるような人と過ごすようにすること。  


心が休まらないと感じる人と、時間や空間を可能なかぎり共有しないようにしましょう。


攻撃的な人の思考、心理パターンや特性を理解するのもおすすめです。


心を許せる友人や家族に恵まれているなら、お互いの良いところをそれぞれ紙にリストアップして、交換するのも楽しくかつ有益だと思います。 



大切なことは、私達の価値は私達で決めて良いということです。  


自己承認することで、自己受容できることもあるのですから。

  

私達の存在価値や意義を、他者に評価してもらおうとしなくてよいということです。


私達はもちろん完璧ではありません。


しかし、完璧でない私達は完全です。


どの人にも、才能の輝きは備わっています。


あなたの才能の輝きは、何でしょうか?



どうぞ、楽しんで見つけてくださいね。



















痛みとは何か?その2

ようこそ!


そろそろ梅雨の時期となりそうですね。


いかがお過ごしですか?


この時期は湿度が高いのはもちろんのこと、それ故に身体を冷やしてしまいがちです。  


私は身体が冷えても、疼痛を感じるため羽織りものやレインコートは必携アイテム。  


前回に引き続き、痛みとは何かについて考察してみましょう。

 

国際疼痛学会によると


組織の気質的あるいは潜在的な障害に関連して起こる。またはこのような障害を表す言葉を使って述べられる不快な感覚および情動体験


とされています。


また医学博士のモナリザシュルツは


「あなたの人生で何かが足りない、或いは逆に何が過剰な場合、身体のある部分が苦痛のあまりサインをだしたり、呟いたり或いは悲鳴をあげる」


「人間関係や社会活動に相当な時間を割いたにもかかわらず、自分のニーズが満たされない場合、身体や心が悲鳴を上げ始める」


とルイーズ・L・ヘイとの共著のなかで述べています。



痛みは私達へのメッセージ。


もし幸運にも私達が痛みや病を正しく理解できたなら、健やかさが得られやすいことでしょう。


症状が長引いてしまっているなら、何らかの理由で正確な情報を得られていないのかもしれません。


さまざまな痛みがありますが、慢性疼痛は特に心の痛みが強く影響しているようです。


私達が苦痛や悲鳴の原因となる感情に、寄り添うほどに痛みは和らぐ傾向にあります。


生易しいことではありません。


だけれども、苦しみに満ちた感情は私達を待っています。


ずっと。


そして、痛みは自尊心と密接な関係にあります。


私達は、自分をニュートラルに理解するのが苦手なようですね。


あなた方の存在の輝きに気がついて、どうぞあなたらしくいられますように。












痛みとは何だろう?

ようこそ。


新緑の美しい季節ですね。


いかがお過ごしでしょうか?


今日は痛みについて少し考察してみたいと思います。


国際疼痛学会(IASP)によると


「組織の気質的あるいは潜在的な障害に関連して起こる、またはこのような障害を表す言葉を使って述べられる不快な感覚および情動体験」(森本昌宏編「ペインクリニックと東洋医学」真興交易医書出版部、2004年)


と定義されています。


また、明鏡国語辞典によれば


①傷や病気で起こる肉体的な苦しみ。苦痛。


②精神的な苦しみや悲しみ。心痛。苦悩。


と書かれています。


ジーニアス英和辞典で、painを調べてみると


①(肉体的な)苦痛、苦しみ、(体の特定の箇所の)痛み 《acheは長い鈍痛》


②(精神的な)苦痛、苦悩、心痛、悲嘆 


とあります。


ちなみにpainの原義は罰で、刑罰→苦しみになったようです。


痛みは個人的で主観的なものです。


事故や怪我、火傷は可視化されますが目に見えない痛みもあります。


加えて、感受性は人それぞれに異なります。


痛みを客観的に定義することがとても 難しく、確かに存在しつつも曖昧なものであることが分かります。


「痛みは不快な感覚」とされてますがきちんとその役割があり、ときに私たちを守り、導いてくれる感覚でもあります。



素敵な週末を過ごせますように。


















ごあいさつ

ようこそ。


多くのweblog中からこちらにアクセスしてくださり、ありがとうございます。


はじめまして、カーシーです。



15年近く繊維筋痛症、筋痛性脳脊髄炎、これらに付随する疾患の治療をしてきました。 


漢方治療 、運動療法 、栄養療法、認知行動療法鍼灸ホメオパシーなどを取り入れほぼ疼痛症状はなくなりました。


認知行動療法の担当医から、疼痛コントロール出来るようになったことをまとめておくことを薦められこうして今、書いています。


とはいえ、薦められた当時すぐには書くことができませんでした。


筋痛性脳脊髄炎(慢性疲労症候群)の症状が強かったからです。


しかし、幸いなことに筋痛性脳脊髄炎の症状も消失しつつあります。


不思議なことにある女性から、担当医が提案してくれたことと同じことを昨年末言われました。


文章を書くことは、あなたの人生を豊かにするからと。  


私のために作った忘備録を皆さんにシェアしていこうと考えています。



私は医療従事者ではないですし、健康は複合的なものですから「そういう考えもあるよね」くらいに読んでいただけたら幸いです。


あなたに当てはまらないからといって、どうぞ落ちこまないでくださいね。


痛みが和らぎ、皆さんが笑顔を取り戻せますように。 




最後まで読んでくださりありがとうございます。