痛みが示してくれたこと

痛みと自尊心についてのブログです。

痛みとは何か?その2

ようこそ!


そろそろ梅雨の時期となりそうですね。


いかがお過ごしですか?


この時期は湿度が高いのはもちろんのこと、それ故に身体を冷やしてしまいがちです。  


私は身体が冷えても、疼痛を感じるため羽織りものやレインコートは必携アイテム。  


前回に引き続き、痛みとは何かについて考察してみましょう。

 

国際疼痛学会によると


組織の気質的あるいは潜在的な障害に関連して起こる。またはこのような障害を表す言葉を使って述べられる不快な感覚および情動体験


とされています。


また医学博士のモナリザシュルツは


「あなたの人生で何かが足りない、或いは逆に何が過剰な場合、身体のある部分が苦痛のあまりサインをだしたり、呟いたり或いは悲鳴をあげる」


「人間関係や社会活動に相当な時間を割いたにもかかわらず、自分のニーズが満たされない場合、身体や心が悲鳴を上げ始める」


とルイーズ・L・ヘイとの共著のなかで述べています。



痛みは私達へのメッセージ。


もし幸運にも私達が痛みや病を正しく理解できたなら、健やかさが得られやすいことでしょう。


症状が長引いてしまっているなら、何らかの理由で正確な情報を得られていないのかもしれません。


さまざまな痛みがありますが、慢性疼痛は特に心の痛みが強く影響しているようです。


私達が苦痛や悲鳴の原因となる感情に、寄り添うほどに痛みは和らぐ傾向にあります。


生易しいことではありません。


だけれども、苦しみに満ちた感情は私達を待っています。


ずっと。


そして、痛みは自尊心と密接な関係にあります。


私達は、自分をニュートラルに理解するのが苦手なようですね。


あなた方の存在の輝きに気がついて、どうぞあなたらしくいられますように。